UK Flag Crewe
April 12, 2005 : The Limelight
UK Flag

Tour6日目、5番目そして最後のShowの地、Creweは、DudleyからBritrailで1時間強。BelfastからDudleyに戻りまた寒くなってしまったが、今日のお天気は上々。ホテルのフロントのお姉さんが近辺のMapをくれながら、「今朝、M6(主要高速道路でCreweの近くを通っている。)で事故があって、その影響で大渋滞したり、迂回する車があったりで、この辺は今日、交通がたいへんなことになっているのよ。」等と世間話をしてくれた。
VenueのThe Limelightは、入った時の印象は「小さい!」だったが、全体をよくよく見れば、程よい大きさの長方形ではないか。ステージは低く、Dudleyよりはぜんぜん小さいが、他の3つよりは大きく、タテ・ヨコのバランスもちょうどいい。ステージ前はフロアで、両側はやや高くなっていてテーブル席があり、そのスペースは後ろに行く程高くなっていた。どこから見てもステージが近いしよく見える。壁にはいろいろなバンドのかなり古いFlyerが一面に貼り付けてあった。(昔大好きだったThe Policeもあった!) なので、ちょっと小汚い感じもするが、そこがまた酒飲みながら、Live見るぞ〜!という雰囲気に合ってたりする。(^o^) マーチャンダイズテーブルは、フロアの突き当たりにステージと向かい合うように作られていた。お客さんは超満員とはいかないまでも、充分たくさん入っていた。
22時31分を過ぎた頃、"Ginger Snaps"が流れ、プロモーターのKieranによってバンド紹介がされた後、"Crazy Nites"でUK Tour最後のShowは始まった。BrunoとSteveは、2人ともCheap Trick Tシャツだ!\(=^o^=)/ ステージが明るい!ライティングの色も美しい!
"Crazy Nites"は滑らかに2曲目"Under The Gun"へ続いた。最初にPoughkeepsieで聞いた時より、ずっと自然な流れになった。TedのMCを挟み、3曲目は"Boys Will Be Boys"。今日もLondonのSetlistパターンだな。 これは予想通り!最後は絶対にこっちでくると思った。大歓声・大合唱の中、Showは進んでいった。D2の面々も、動きが大きいし、アクションも派手だし、弾けてる!それにいい笑顔だ!
4曲目"Bang Bang"の後あたりから、MCが長くなってきた。まずはTedがRobにマイクを向けると早口でTedのまね風 (^o^;) にしゃべったり。おしゃべりの進む中、今日も出た〜!Brunoコール!まだささやかなものだったが、Brunoは嬉しそう。おどけて低〜い声で、「What do we need to do?」と繰り返す・・・ 更にしゃべり続けるBrunoの手にはビールが、話のネタにもビールが〜 (^o^;) Steveも話にまじってくるし、Tedもスタッフの紹介等しながら、早口でいろいろとしゃべる、しゃべる!今日のD2御一行は、ホテルのお姉さんの言っていたM6の事故による大渋滞にはまってしまったようで、車の中に6時間も閉じ込められていたそうだ。気の毒に・・・(ToT)
5曲目"Rock America"が終わった後もみんなまたしゃべる、しゃべる。Robまでマイクを1人で持ってしゃべる!しかもまたTedのまね風。いいのか?(^o^;) でも、ウケてた!こうなってくると、とにかくもうおしゃべりは止まらない!それがまたお客さんにとっても楽しい話なので、いいんだけど。Brunoは「今日はSteveとおそろいTシャツ」というのもネタにしていた。(^o^)
6曲目は"Afraid Of Love"だった。Londonパターンだったら、ここは"Don't Walk Away"のはず。絶対、その方がよかったのに・・・ 実際、曲名を紹介した時の反応は今イチだった。でも、始まってみれば、みんなちゃんといっしょに歌っていたのだが。終わった後は、盛大なる乾杯Time!MCの中でも盛んにスタッフやOpening BandにThank Youを言っていたが、ここではDedlineのKris(B.)とKev(Dr.)にもステージに出てきてもらって、Steveは立ち上がって、みんなで乾杯!だんだんと打ち上げムードになっていく・・・(^o^;) そして、その後も軽い演奏を交えながら、またもしゃべる、しゃべる〜!
そして、次はRobのGuitar Solo!DudleyでのSoloが充分意識されててよかったけど、あそこまでには至らず、長さもいつも通りで、"When She's Good〜"のイントロに繋がっていった。1曲終わると、みんなまた飲んで、しゃべる、しゃべる〜!それがまたお客さんにウケて、笑いを誘う。で、Brunoコールが出て、それに合わせてSteveがDrumを叩く〜!!!
8曲目"Good Time"。これは元々盛り上げSongなんだから、この状況で大盛り上がりにならないわけがない!Tedの頭にはイギリス国旗柄のバンダナが!Brunoの頭には、先にスタッフのTonyがステージで紹介された時に被っていたGuinessの山高帽子がいつのまにかのってる〜 (^o^;) 次は"I Still Think About You"のはず。ここはお笑いMCは短めにして、しっとりバラードに繋ごうよ〜! ・・・RobのGuitarが早めに入ったので、OK!と思いきや、やっぱりTedのMCは止まらない〜!そのうちにBrunoもしゃべり出し〜 Tedもまたしゃべる〜
9曲目"I Still Think About You"。私にとっても思い入れの大きいこの曲。歌いながら、あぁ、もうすぐUK Tourが終わってしまう〜と寂しい気持ちに・・・ Tedは"13 Years A Lot of Tears"と歌っていた。
MCなしで、次の曲に。わっ、"Don't Blame It On Love"だ〜!まさかここで"Beat The Bullet"が飛ばされるとは・・・ やはり途中でしゃべり過ぎて、時間がなくなってきたのか?この曲が終わってひとまず、Good Night! 始まってからここまでで、約68分が経過。一番短かったBelfastの72分とすでに同じくらいPlayしていた。
やっぱり時間が押しているのか、すぐにEncore。手を叩いて待ってた間、「Bruno〜!!!」と叫ぶ人も。Brunoは右ソデに引っ込んでいたのだが、それに合わせて踊っていた!(^o^;)
出てきてからDangerコールが起こった。が、それが途中からBrunoコールに変わってしまった。どうしてこうBrunoばっかり人気があるの???そして、ファンへスタッフへのたくさんのThank Youを含めながら、またまた長〜いMCが・・・
Encore1曲目は"Monkey Business"。ここでなんと、バナナを持ったゴリラの着ぐるみ2匹が踊りながら登場!D2には内緒だったらしく、みんなびっくり!(後でClubのスタッフの人に聞いたら、この怪獣みたいなちょっとコワイ顔のゴリラの中に入っていたのは、D2のUK TourスタッフのPaulとDeadlineのDrummer:Kevだったそう。)もうこうなってくると、完全に打ち上げ状態に突入!ゴリラ君達といっしょに歌って踊る"Monkey Business"もまた楽し!\(=^o^=)/
終わった後には、またまたThank You入りMCが〜。 次の曲の紹介はBruno。「Danger DangerのShowはこれをやらなくっちゃ、Completeしないだろう〜?」
それはもちろん「Naughty Naughty〜〜〜!!!!!」 Vocalが入るの前の所で、スタッフのTonyから水鉄砲が渡され、Tedはそれでちょっとお遊びな事も・・・(^o^;) 水鉄砲はBrunoにも渡り、直撃を食らってしまった。でも嬉しかったりして〜♪ v(^o^)v 最後のメンバー紹介の所でのRobは、Tedのお尻で弾いたり、モニターに擦りつけたりとDudleyでのSoloを思い出させるようなExcitingなPlayだった。いつもはここでここまではやらないのに。やっている方も「もう最後だ〜!」ってなっていたのかな。"Naughty Naughty"の最後は本当にみんな力が入っていた。あぁ、もうこれで終わりなの〜?(ToT)
が、「One More For You!!!」と。\(=^o^=)/ すぐに始まるかと思いきや、RobがGuitarを変えている間にまたおしゃべりに〜 MCじゃなくて、ただのおしゃべり状態。もう一度スタッフ紹介やみんなにThanksを言ってから、Brunoが「Journeyはどうだい?」みたいなことをいうと、歓声が上がるも、「KISS!!!」という声がかかった。「Kiss?」 大歓声!Bruno、"Deuce"を弾き始め、Robが続き、Steveも続く。そしてBrunoが歌い始めた。そう、この曲をやる時はVocalはBrunoだった。そしてこの曲をやる時には、元DrummerのTedがSteveの横でDrumをいっしょに叩いていた。Yes!!! 今回も、Tedはドラムをちょっとだけ叩いた。カメラを構えていたのに、一瞬の事でいい写真が撮れなかった。残念!このまま全部やって〜!と思ったのだが、すぐやめてしまい、次にRobが"Strutter"を弾き始め、Brunoが歌ってSteveのDrumも続いた。でも、これもちょっとだけ。「みんな、92年のKissのTourは見たか〜?」「Yeah!!!!!」(Danger Dangerは、このKissのUK Tour 1992のOpening Bandだった。)
それでも結局やったのは、Journeyの"Any Way You Want It"だった。このUK Tourの最後の1曲がJourneyなの〜??? Journeyってヨーロッパで人気あるのか?私の頭の中には、Journey=Americaで大人気というイメージがあったので、この最後の最後、一番盛り上がって欲しい場面でCheap Trickの"I Want You To Want Me"の二の舞になったどうしよう〜と、後ろを振り返って全体を見渡した。フロアの人達はみんな腕を振り上げて歌っていたけど、両翼のテーブルのある所にいた人達は立ち上がってはいたが、冷静に見ている感じだった。ふとDanger Dangerの曲の時はどうだったのかな?と思ったが、もういいや!泣いても笑ってもこれが、最後の1曲。しかも大好きな曲。もう理屈は抜きで、私も歌って踊って腕を振り上げた。
「WE LOVE YOU!!!!! SEE YOU SOOOOON!!!!」 時刻は24時05分をまわっていた。前に出てきて、挨拶する4人。BrunoはKieranと抱き合っていた。あ〜〜〜、これで全部終わってしまった・・・・・・(ToT)(ToT)(ToT)
Live後のもう1つのお仕事も、これが最後。今日も4人はマーチャンダイズテーブルへ。サイン・写真・おしゃべりと大賑わいだった。ファンにとってはもちろんのこと、4人にとってもいつも楽しいひと時ではあったと思う。でも、同時に相当疲れたとも思う。だから、改めて言いたい。毎日本当にどうもありがとう!ファンはみんなLiveと共に、すごくいい思い出を持てたと思うよ!
ファン思いと言えば、Liveの時、Rob側の最前端の方に、体が少々不自由な方が見てたのだが、4人ともステージ上からその人にとても気を配っていた。Steveはスタッフ経由でドラムスティックをあげていた。
MCでも何度か語られていたのだが、今日はプロモーターKieranの家族が見にきていた。Showの後、娘さんの1人(3歳くらい?ちゃんとD2のちびTを着ていた。)に父Kieranが語っているのが聞こえてきた。「僕達には2つ時間があるんだよ。ひとつは『僕達の時間』、もうひとつは『Steve Time』。」 \(=^o^=)/ ひとりで大爆笑してしまった!昔から言われているSteveの遅刻癖は相変わらずというわけか。(^o^;) それで思い出した事があった。2年前のUK Tourの時、Tour ManagerのChrisにSteveが聞いていた。「明日の出発時間は何時?」 Chrisの返事:「○時だよ。君が時間通りに来ればね!」(^o^;) Steve、時間は守ろうね!
マーチャンダイズテーブルを離れた後も、いつも通り、おしゃべり会は続く。しばらくして、Brunoが「記念写真だ!みんな集まれ〜!」と言ってステージ前にメンバーとTourスタッフらが集合。残っていたファンは写真撮りまくり〜 (^o^)v その後も残っている人はたくさんいて、Clubの人から帰れと何回か言われてもまだ帰らず、最後に「ファンもバンドも関係者もみんな帰れ〜!!!」と本気で怒鳴られるまで、おしゃべり会は続いたのだった。
BrunoのCheap Trick Tシャツは2003年のJapan Tourのものだった。以前、同じ物をプレゼントしたことがあるのだが、それは私があげたもの〜?でも、他の人からももらってるかもしれないし〜、とかいろいろ思って確かめられなかった・・・ 私があげたのを着てくれたんだったら、こんなに嬉しいことはないんだけど。
SteveのCheap Trick Tシャツは、後ろがちらっとしか見えなかったけど、88年のいわゆる「復活Tour」の時のものだったみたい。Showの後Steveは着替えてしまったので、残念ながらCheap Trickな2人の2ショットが撮れなかった。それが撮りたかったのに・・・
私が持参していたカン入り日本茶を見て興味深々のRob。「それ、日本の飲み物でしょ?」と、挑戦してみたが、一口で敗退。(^o^;) 「これを飲めない人は、日本に来れないのよ。」といじわるを言うと、「ホントに?」と一瞬マジな顔に・・・ そんなことはありませんて。ごめんなさ〜い。(^o^;)
Tedが、背中に"Screw It!"のジャケットのイラストが描かれたGジャンを持っていた。「Wow!!! それって?」と聞くと、「ファンからのプレゼントなんだ。」とすごい嬉しそう。「写真撮って!」というので、着姿を後ろから1枚!
名残惜しくも、お別れの時間が・・・ かなりお酒が入っていい気分のRobにByeの挨拶をすると、耳元で「Danger Dangerの中で一番COOLなのは、誰だと思う?」と質問が。ハイハイ、ここは期待通りに答えなくては。(^o^) 「Robよ〜」と言うと満足げな微笑みが返ってきた。きゃ〜、カワイイ! ・・・このカワイイ!とステージでGuitarを弾いてる時のカッコイイ!のギャップが大きいのもRobの魅力か? これまでは、特にカッコイイ!と思ってはいなかったのだが、今回のTourではGuitarを弾いている姿が、あぁカッコイイなぁとずっと思ってたのよ、Rob!
4人の中で最後に挨拶したのはSteveだった。Tourが長かったし故、全部終わってしまい感傷的な気分にもなっていたので、ここは少々ドラマチックなお別れのシーンでいきたい!思ったのだが・・・ Steveとはとっても握手をしたい気持ちだったので、握手をしてから、GreatなshowsにThank youを言った。次の一言を言おうと思ったら、「あ〜、落ちる〜!」とSteve。その目線の先には私のパーカーのポケットから落ちそうになっている日本茶のカンがあった。「大丈夫、カラだから。」 The End・・・ あ〜ぁ、やっぱりちっともドラマチックにならずに終わってしまった。(ToT) 中身が入っててフタが開いてるカンはパーカーのポケットには入れませんて。でもまぁいいか、UK Tourの終わりがこんなシーンでも・・・ (^o^;)
今日のShowは5回の中で一番長かった。でも、曲数は少なかった。理由は、お酒もかなり入って、曲と曲の間でしゃべりまくったので、演奏する時間が減ってしまったからだろう。ある意味、典型的なD2のShowと言えるかも。(^o^;) でも、これってごっきげん!(^o^) な時しか出ないと思うし、しゃべりまくってもそれによってお客さんとのコミュニケーションを深めているから、こういうのも悪くはないでしょう。 ただし、英語がちゃんとわかってる国でないとね。(^o^;)
「Danger DangerのShowは『楽しいShow』。」・「彼らはどうしたら見る人を楽しませる事ができるのかを知っていて、それを実行する事によって自分達自身もまた楽しんでしまう。」とよく書かれている。Tour最終日だからというのもあっただろうが、今日は特にそういうShowだったと思う。彼ららしく最後を飾ったShowだった。とにかく楽しかった!いい汗・大汗かいた!次に見られるのはいつ・どこでだろう?その時には、今回の5つのShowsで見せてくれた魅力のポイントに、更に新しい何かを加えたものを見られることを、多いに期待!期待! THANK YOU VERY MUCH FOR THE GREAT UK TOUR 2005!!!

Line Line Line Line Line Line Line Line Line Line Line Line Line Line Line Line Line Line

LineLine

To "The Shows" To "Live Photo Gallery" To "Another Photo Gallery" Back to "UK Tour 2005"


D2 Station Japan 2000-2007 (C) Cherry East, All Rights Reserved